柑橘系ペクチン・パウダー（水溶性食物繊維）

食物繊維も多くの種類があります。果物や野菜に多く見られるのは、ペクチンと呼ばれる食物繊維です。ペクチンと言えばリンゴを思い出す方も多いでしょう。しかし、柑橘類（シトラス）の皮に存在するペクチン量の方が高いのです。

水溶性のペクチンは、人間の体内で消化されない性質を持っています。しかし、この水溶性ペクチンが持つ生活習慣病予防に対する期待は年々高まるばかり。そこで、特別な加工技術で改良し、柑橘類の皮に含まれる繊維質、ペクチンのｐＨ値を変えて分子量を小さくすることに成功し、体内でも効率良く吸収できるようになったのです。それこそ、粉末タイプの「シトラスペクチン・パウダー」なのです。

その主な効果は次のとおりです。
◆腸内環境を良好に保つ
ペクチンは積極的に善玉菌のエサになり、善玉菌を増やして、その活動を活発にします。善玉菌が優勢になると、悪玉菌を撃退することから整腸作用があるとされるのです。

◆血糖値の上昇を抑える
もともと粘度が高い食物繊維ですので、高粘度のまま腸内をゆっくり移動し栄養の吸収を穏やかにしてくれます。もちろん、ブドウ糖の吸収も抑えられますので、血糖値の急上昇を抑制するのです。

◆コレステロール値の低下
腸と肝臓を循環する胆汁酸を減少させる作用があります。新しい胆汁酸が作られる際、コレステロールを原料に作られるため、その結果、コレステロールを低下させることになります。また、コレステロールの多い食品と一緒にとると、食物が腸を通過する際、余分なコレステロールが血液に入る前にペクチンが包み込んで体外へ運び出してくれる作用も期待されています。

「シトラスペクチン・パウダー」一つで、動脈硬化、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病対策ができます。さらに腸内環境を整えることで大腸ガンの危険性を低くすることを始め、前立腺ガンの進行を抑えたり、皮膚ガンの中でも最も危険な悪性黒色腫の他器官への転移を阻害したりといった目覚しい研究報告がアメリカ癌学会より発表されています。