さっぱりとした、酸味の強いフルーツとして知られるクランベリーは、アメリカへの最初の入植者のピルグリムファーザー達が、1621年に行った第1回目のサンクスギヴィング(感謝際)の際に使用されたと言われております。 またヨーロッパからの移住者は、ネイティブアメリカンからクランベリーの活用法を学び、クランベリーを物々交換してまで手に入れ重宝していました。 ピルグリムファーザー達は、春に咲くピンク色の花が、鶴(crane)の頭とくちばしに似ていることから、"Cran-Berry"と名付け、それが後に"Cranberry"となりました。 クランベリーは低木の常緑樹で、アラスカからテネシーにかけての山間部の森や湿地帯に生息します。春には可愛いピンクや紫の花を咲かせ、秋には輝くような赤い実を実らせます。 アメリカの捕鯨漁師や船乗り達は、壊血病を予防するために、ビタミンCの豊富なクランベリーを航海に持っていたと言われています。 ビタミンCを豊富に含むクランベリーは、風味豊かなジャムやコンポート、そしてジュースなどに用いられています。 19世紀にドイツで、クランベリーが健康に有益であるという事が明らかになって以来、クランベリーは健康に働きかける果実という事で注目されるようになりました。 クランベリーは健康的なお肌に不可欠なビタミンCやアルブチンを多く含んでいるため、お肌のトラブルの予防に働きかけます。また、強力な抗炎症作用があり、最近の研究では苦痛を伴うおトイレの悩みに、クランベリーの有効性が実証されて女性の味方の果実と言われております。 お肌のケアを考える方、トイレのお悩みのある方におすすめです。 |